一宮平和委員会 初の例会 「平和のために何かをしたい」

「一宮平和委員会」は、新型コロナウイルスが世界的大流行となった2020年、世界の仲間との運動によって核兵器禁止条約発効が確定した2020年の11月28日に誕生しました。結成後、具体的にどんな活動・行動をするのか話し合う第1回例会を、1月30日に開催しました。早川静泰会長があいさつ、塚本政成事務局長の司会で進められました。参加者11名の自己紹介では、平和委員会に参加した思いや今までに取り組んだこと、今後活動したいこと、平和委員会に期待することなど、それぞれ熱い思いが語られました。会員歴の長い参加者からの自主的な活動報告は、まさに「平和のために何かをしたい」個人加盟団体のスタイルだと思いました。

議題は、結成総会で合意された名称、役員の再確認と、「一宮平和委員会運営等の申し合わせ事項」については一部修正し、役員増を含めこれからの活動の過程で、より良いものに作り上げていくことが了承されました。例会に参加いただいた県常任理事の田中さんと松下さんからは、瑞穂区、あま市の活動経験と助言を頂きました。

今後の例会については、いろいろと希望が出ました。平和委員会提起の行動参加の柱と、平和のために必要な行動を行う情報として「平和新聞」を読み合うことや、核兵器禁止条約や近現代史の学習、一宮の戦跡めぐり、一宮空襲の記録の掘り起こし、一宮在住の被爆者からの実相を聞くなど、一宮独自の活動の2本柱ですすめることが確認されました。できるところから計画し、「みんなで考え、一緒に行動する個人参加」を大切にして、広く皆さんに呼びかけていくことになりました。活動が楽しみです。