あいち総がかり行動19集会 市民に届く言葉できめ細かい運動を

2/19 名古屋市・栄

「憲法の危機 戦わないために闘おう」―2月19日、憲法をくらしと政治にいかす 改憲NO!あいち総がかり行動による「19集会・デモ」が、矢場町・光の広場に250人が参加して行われました。

最初に発言に立った長峯信彦共同代表は、無謀なおねだりをするバカ息子を引き合いに出して、何もしないくせにコロナ対策を口実にして「緊急事態条項」や「9条を1ミリも変えない」と言いながら自衛隊明記を目論む自公政権の「見え透いた嘘」を指弾、「政治権力を監視しよう」と訴えます。

不戦へのネットワークの八木巌さんは、南西諸島など琉球弧で住民の声を無視して急ピッチで進められる基地建設の現状を報告、基地反対で当選した西表市長に交付金で揺さぶりをかけたり、火薬庫を保管庫と言い繕って建設するなど、「やりたい放題」と批判しました。気候講座実行委員会の尾形慶子さんは、気候変動の影響で世界各地でひんぱんに起こる洪水や干ばつに、若者の中に不安が広がっていて、「環境破壊が若者の未来を奪う」と憂い、「コロナで日常が破壊される人々に気候変動の被害が襲う」と、問題の重大さを語ります。

高橋信共同代表は最後のあいさつで、「我々は市民に届く言葉を発しているだろうか」と問いかけ、「平和・学び・働き」をキーワードに、「地域を基本にきめ細かい運動が必要」と呼びかけました。集会後には、新型コロナ感染急拡大を受けて、サイレントデモで栄の街を行進しました。