平和連続市民講座 #気候危機は止められる

1月13日、平和連続市民講座第5回目が開催されました。講師は気候危機にとりくむ若者の運動団体である「Fridays For Future Nagoya(以下、FFFN)」「NPO法人 HAPPY PLANT」代表の環境活動家フンク・カトリンさんです。「#気候危機は止められる」をテーマにお話しいただきました。

フンクさんは日本の大学へ留学中、ホームステイで訪れたレイテ島(フィリピン)へ過去最大の台風が上陸したことをきっかけに環境について考え始めました。2019年に友人と「FFFN」を結成し、初回のマーチには約300人が参加しました。

気候変動による異常は、①生態系の変化、②干ばつ、③火災、④氷がとける、⑤豪雨・台風があります。日本は気候変動の影響を受けやすいランキングで上位です。夏の暑さはもちろん、全国各地で大雨や台風による水害も多く発生しています。また、日本は地球の生産力約2.8個分もの消費をしており気候変動への対策は急務です。

私たち一人ひとりが気軽にできる環境対策として、①自宅の電気をグリーンエネルギーに変える、②スーパーなどに「環境によい商品を置いてほしい」と要望をだし、実現した場合にも感謝を伝えるなど自分の声を使った方法が紹介されました。

産業革命以降1880年代から地球の平均気温は1.2度上昇しています。今、温暖化を止めなければ。気候変動とは、今すぐに行動しなければならない問題であると思いました。