市民の願いをウクライナへ 愛知県と奈良県の交流

3/18 オンラインで交流しました

ロシアのウクライナ侵略開始から2年が経過し、世間の関心が薄まる中、どう支援を続けていくか?…このような問題意識で3月18日、ウクライナ現地報告&交流会を行いました。きっかけは2月26日に開催された日本平和委員会の「ウクライナ戦争開始から2年」の学習会での、奈良県生駒平和委員会の星野智さんのウクライナ訪問の話を聞いて、もっと詳しく聞きたいと思い、ZOOMで話してほしいとお願いしました。星野さんも、「私たちももっと若い人に参加してもらえる取組みにしたい。愛知の活動を知りたい」と言われたため、一方的ではなく相互に交流する場にしようと企画しました。

星野さんから、戦争開始後、2度ウクライナを訪れた経験を聞きました。一度目はリビウへ、二度目は占領後物資が届きにくい地域にパンを届ける活動をされている方と一緒にハルキウを訪れたそうです。ミサイルで破壊されボロボロになったアパートや学校、息子や娘を戦争で失った親たちが墓地で座り込んでいる姿など写真や動画を見せてもらいました。単身ウクライナに乗り込む星野さんの勇気はすごいと感動しました。

日本では、ウクライナにカイロを届ける活動や、国連に向けた署名を集め、東京の国連広報センターに届けたり、ニューヨークの国連本部にも直接行ったそうです。時間が経ち私たちの抗議行動にも日本人の参加が減っている中、まだ戦争は終わっていないと気に留めてもらうにはどうするかと意見を出し合い、避難民との交流、若い人が活躍できる役割、SNS活用など工夫しながらお互い継続していこうと話し合いました。