2014年原水爆禁止世界大会 ~あいちのつどい&結団式~
7月25日、世界大会あいちのつどい&代表団結団式を行い、大会参加者や代表者100名が参加し学び交流しました。
始めに、沢田昭二県原水協理事長から「核兵器の非人道性と人類の発展方向―原水爆禁止2014年世界大会の役割」と題し、武器や核兵器を禁止する方向に人類がすすんだ歴史と、核兵器の非人道性が核兵器全面禁止の鍵になるといった講演をいただきました。
その後、地域・団体の活動交流を行いました。
被爆者の金本さんが「69歳の私は、戦争を知らない被爆者。原爆についても最近まで知らなかった。しかし、愛友会で活動をし始めて、被爆者が高齢化していることに危機感でいっぱい。被曝2世とも手を取って、生きている限り被爆者としてがんばりたい」との決意には、会場から大きな連帯の拍手が送られました。
また、コープあいちの「生協では、小学生が案内役となり戦跡巡りをする取り組みがある。被曝の実相の継承につとめたい」、民医連の「今年は全法人から参加がある。署名や折り鶴で平和への思いを広げ、広島にもっていきたい」という活動交流や、平ゼミからは「今年は約10名の中高生と広島で学び、愛知に持ち帰りたい」との発言もありました。
最後に大村義則県原水協代表委員から「被爆者の生の体験を聞いた10代の青年が真剣に受け止め自分に出来ることを考えている。唯一の被爆国として運動を広げる条件と責任が私たちにはある。大会で大いに学び、愛知に持ち帰り、被曝の実相を学び伝え、2015年につなげよう」と閉会挨拶があり、大会に向けて思いを高める結団式となりました。