沖縄新基地建設反対! ~実態を学び、支援を広げよう~

3月12日、13日、沖縄やんばる統一連(安保破棄実行委員会)の吉田務代表を招くこととなりました。全国4箇所をめぐり各地で訴えるものです。その目的は、①新基地建設の深刻な実態を広く知らせ、はね返す世論をつくること、②新基地建設に反対する運動へ支援(人、物、カンパ)を広めることです。

吉田さん今回は、沖縄からの申し出でとりくむこととなり、交通費・宿泊代は沖縄県組織で負担して全国キャラバンするものです。会場でカンパを集めますが、ぜひカンパを持ち寄っていただければ幸いです。

吉田代表は、辺野古や高江の座り込みなど先頭に立ってとりくんでおり、原水爆禁止世界大会やビキニデーなどで沖縄の実態を訴えてきた方です。急遽のとりくみとなりますが、以下の日程を計画しましたのでご協力のほどよろしくお願いします。

◆12日午前 安保破棄実行委員会常任幹事会への参加と宣伝
◆12日13時30分~ 年金者組合県本部学習会(場所・・・年金者組合県本部)
◆12日17時30分~18時30分 栄スカイル 街頭宣伝 (マスコミアピールを念頭に)
◆12日18時00分~ 若宮広場 労働者決起集会で訴え
◆13日午前 重税反対の懇談会
◆13日18時30分~ 労働会館本館 やんばるトークライブ

反対行動支援のため沖縄に派遣した学生の報告を紹介します。
派遣支援のための募金等に、たくさんの方にご協力いただきました。本当にありがとうございました。

新基地建設阻止行動

キャンプシュワブ前 2/16

キャンプシュワブ前 2/16

私は、新基地建設反対のため14~17日の間、沖縄へ行ってきました。現地に行くと、反対というより「阻止」行動が必死に行われていた、と感じました。現状を現地の人から、きれいな砂浜、海、自然のもとで伝えられ、座り込みや、船に乗り海上で起きていることを肌で感じました。
ゲート前では、この時期平均気温は17度と暑い中、顔を真っ黒にしながらそれらが24時間体制で行われています。常時緊迫した状態で、気を抜くときは全くありません。昼夜の温度差は激しく、不規則な生活・食事のため体調、栄養状態も厳しいようです。私は、このような環境の中行動し続ける彼らに、畏敬の念さえ抱きました。
海上では、ブルーの海に異色なオレンジ色のフロートやオイルフェンス、海上保安庁や防衛局の船が何隻もあるのです。底が見えるほどの透明度の高い海には大きなコンクリートを見ました。攻防しているのが、県民同士であることが不思議でたまりませんでした。
県外の人も多く、その人たちが盛り上げてゆくこと、これは沖縄だけの問題ではなく、本質を見極め連帯してゆくことが大切である、との想いが互いを支えているようでした。
私の感じたことや想いは、沖縄の歌や替え歌で訴えていたときや連帯した人たちが抱き合うとき、様々な感情を分かち合っていたとき、本当に県民の怒りを感じたとき等に、思わず涙がこみ上げることがありました。なぜこんなにも県民と県民、国に大きな溝ができてしまったのか、ここまで彼らを動かすものは何か、一人ひとりに考えてほしいです。(学生H)