青年革新懇全国交流集会 沖縄・大阪の姿が未来の日本の姿

交流集会 5/17 名古屋市昭和区

交流集会 5/17 名古屋市昭和区

5月16、17日「いこまい!あいち青年革新懇全国交流会2015」が吹上ホールにて開催されました。全国から200人以上が参加しました。

16日の全体講演は、池田香代子さん(翻訳家)と冨田宏治さん(関西学院大学教授)の対談が行われました。翌日に行われた「大阪都構想」の運動について冨田さんは、自民・民主・公明・共産の人たちがフェースブック上で、お互いをシェアし合い、どの組織にも所属しない人が手作りのチラシを配っているという大阪の様子を「これが民主主義だ。一人ひとりができることから行動し始めている。選挙で基地NOの共闘で勝利した沖縄と今の大阪の姿が何年か先の日本の姿だ」と紹介しました。池田さんは戦争立法が閣議決定されたことについて「積極的平和主義を英訳すると、先制攻撃こそ平和であると言っている。表面の言葉だけで判断せず、対面的対話でたたかっていくしかない」と話されました。

17日は6つの分科会が行われ、青年・学生部で「沖縄の今」を行いました。講師の小林武さん(沖縄大学客員教授)は「若い時に沖縄を訪れ民主主義や権力構造を学んでほしい。なぜ沖縄だけ地上戦があったのかは、今の教育では十分に教えない。自分で学ぶしかない。そして、自分の地元で沖縄と連帯しよう」と訴えました。また、県知事選挙や辺野古支援に行った青年からの報告もありました。「米軍基地によって普通の生活ができない住民の怒りを感じた。非暴力で屈しない座り込みの人々に感動した。基地反対の運動を、全国に広げていきたい」と決意していました。