行軍中止の申し入れ、常識ある対応を 市街地での行軍やめて

行軍反対を休憩地点で訴える 5/21 名古屋市北区

行軍反対を休憩地点で訴える 5/21 名古屋市北区

5月21日に、自衛隊が市街地で行軍訓練をするというので、その前の15日に、中止を求めて、第10師団に申し入れをしました。対応した自衛官は、頑なに何を聞かれても「自分は、請願を受け取ることだけが任務で、訓練のことは承知していない」の一点張り、市民の動きにとても神経質になっているように思えました。

訓練当日の21日は、4月に入隊したばかりの自衛官候補生86名と指導部40名が、早朝、3隊に分れて15分おきに駐屯地から出ていきました。早朝なので、横断幕をもって肉声で抗議しました。まだ、あどけなさの残る候補生が、戦闘服姿で小銃を構えて街や河川敷を行軍しました。、矢田川の河川敷や北区では、ゲートボールをしている公園の片隅を休憩場所にしていました。このような訓練に対し、県平和委員会、日本共産党名古屋市議団、自衛隊の海外派兵に反対する守山の会や地元住民など約30人で抗議するとともに、自衛隊員が戦場で殺し殺されることにならないよう、安倍政権のたくらむ戦争法制を必ず止める決意をこめ、ともに反対していこうと呼びかけました。無表情で聞いている候補生の心に、少しでも届けと祈りました。