東郷町で小林節氏講演会に550人 ~近隣自治体で超党派の議員と市民が実行委員会~

7月20日、愛知郡東郷町の町民会館で「小林節氏講演会&若者とのトークセッション」が開催され550人が参加しました。
戦争法案に反対する近隣自治体の超党派の議員、市民の実行委員会を立ち上げてから一か月間の取り組みでしたが前売り券は503枚売れ、当日券は117枚に達しました。

第1部の講演で小林氏は持論の改憲論を展開し「私の話にカチンときたかもしれないが、今は私を説得するより相手は自公だという事を見失わないで欲しい」と切り出し「議会で過半数をとっているから政権についている与党が勝手に憲法を解釈し法律を通すというなら憲法が憲法でなくなる。憲法学者は中立ではありえない。」と立憲主義の危機を訴えました。

「アベ政治を許さない」を掲げて 07/20 東郷町町民会館

「アベ政治を許さない」を掲げて
07/20 東郷町町民会館

第2部では高校生から大学生、社会人まで6人の若者が登壇し、「北朝鮮のミサイルが飛んできたらどうするという意見にどう答えたら」「戦争出来る国になっても先生は戦争反対と言えますか」「安全保障政策の対案は」など率直な意見質問があり、小林氏も丁寧に答えました。

最後に実行委員長の池住佳憲さんが政府に対する抗議文を読み上げ、司会者の「賛同される方は紙を広げて」の声で会場一杯に『アベ政治を許さない』の波が広がり採択されました。

その後24日に開いた実行委員会で抗議文を直接参議院議員に届けるために上京団を派遣する事を決定し、今月中の実施をめざし若者を優先的に募集中です。