F35ステルス戦闘機の整備拠点と向き合う
戦争法の強行採決が行われるまでの国会審議の過程で、F35ステルス戦闘機の整備拠点(三菱重工小牧南工場)が取り上げられました。整備拠点決定は重大な問題ですが、関係自治体への連絡はFAX1枚のみで、町民には何も知らされていません。
そこで、私は昨年の12月議会の一般質問で、F35の整備拠点について、当局の見解を求めました。①F35が日本の自衛隊機のみならず、米軍機など外国の戦闘機を整備することにより、豊山町が戦争の兵站の拠点になる可能性、②F35ステルス戦闘機の安全性の問題を取り上げました。現段階では何も決まっていないと、明確な答弁はありませんでした。また、F35整備拠点について説明を求めるよう要望しましたが、当局にはその考えはありませんでした。
2月4日には、もとむら伸子衆議院議員、すやま初美参議院予定候補、しもおく奈保県議が同席のもとF35整備拠点について、当局と懇談しました。安全保障政策に関わる手の届かない問題であり、どうこう言える立場にはない、という当局の考えは変わりませんでした。国政の問題だからと、現実に目を背けず、住民の立場に立って、この問題に真摯に向き合い、自治体からも声を上げていく必要があります。町民の命、暮らし、平和を守るため、これからもこの問題を取り上げ、声を上げていきます。