2000万署名を旺盛にとりくもう 新パンフ「戦争する国づくりで愛知はどうなっちゃうの?」
愛知県平和委員会は、戦争法強行後、戦争する国づくりが愛知県でどこまできているか?を告発するパンフレットを作成しました。戦争法廃止を求める運動=2000万署名の力にするために大いに活用していきましょう。
2015年9月19日安倍政権は、国民の多数の世論を無視して安保法制(戦争法)を強行“採決”しました。また緊急事態条項の新設や憲法九条を全面的に改悪しようとするなど、明文改憲の動きが急速に強められています。 安倍政権が狙う戦争する国づくりは、今どこまで来ているのでしょうか?日本平和委員会内藤功代表理事は、次のように指摘をしています。「戦争する国」にするためは、第1に「法的」な基盤である、戦争法を成立させること。それは戦争法を成立させるだけでなく戦争を遂行させる様々な法律を変えていく必要がある。第2に「物的」には沖縄・辺野古基地建設や、戦争するための自衛隊強化が必要であること。第3に、「人的」には、命を犠牲にすることをいとわない人づくり。そして労働者の非正規化で、「経済的徴兵制」をつくることです。
愛知県には、航空自衛隊小牧基地、陸上自衛隊守山駐屯地などの軍事基地があります。自衛隊イラク派兵においては、小牧基地に所属するC-130輸送機がイラクへの米兵・武器弾薬輸送の中心的役割を担いました。いまその愛知県が、さらなる米軍支援の拠点となろうとしています。自衛隊による新空中給油機配備計画、三菱重工による新型戦闘機F-35の組み立てが始まっています。さらには米軍機をはじめとした諸外国のF-35戦闘機の整備拠点(リージョナル・デポ)の設置がすすめられています。私たちの生活す る町に「戦争の足音」が聞こえてきます。 今回のパンフレットは、愛知でもすすめられようとしている戦争する国づくりの実態を告発するものです。戦争法を廃止し、軍事基地機能強化を許さず、憲法9条を守り、活かす力になればと考えています。普及にご協力ください。