あいち9条の会 第15回学習・交流会

こちらが主導権握り、改憲勢力とたたかうことこそが

7/21 名古屋市教育館

「地域の各団体と交流し合い学び合って、毎月19日の署名行動を続けている」「5カ所のスーパー前を順繰りに回って署名宣伝行動」「毎月の大須観音の縁日で署名行動。他地域からも参加者」―7月21日に名古屋市教育館で行われたあいち9条の会の「第15回学習・交流会」で、3000万署名に取り組む地域・職場の9条の会から日頃の奮闘ぶりが報告されました。

「学習・交流会」の冒頭には、あいち9条の会の代表世話人でもある俳優の天野鎮雄さんが、毎日のうだるような暑さと「国民の願いと乖離している国会の状況」を憂いて、「厳しい夏を迎えている」とあいさつ。愛敬浩二名古屋大学教授は、「安倍9条改憲の現在と私たちの課題」と題する講演の中で、「憲法論議」と「改憲論議」の区別を指摘して、改憲派の内容を吟味することこそが大切で「対案など不要!」と強調します。

全国で3000万署名が「1500万を超え1800万に迫ろうとしている」との発言もある中、まとめを行った加藤洪太郎事務局長は、国民の大きな運動の中で「安倍9条改憲」の策動を押し返していることに、「ここに確信を持とう。改憲勢力に対して、こちらが主導権を握って運動を進めていくことが大事」と訴えました。