特措法の危険 無関心が一番怖い 19行動に150人参加

3/19 栄・三越前

コロナウィルスの影響で集会とデモが中止された3月19日、三越ライオン前、ラシック西側、東側の3か所で、憲法学者らがマイクを握り街頭宣伝に取り組みました。
 
ラシック東では、最初に飯島繁明・名古屋学院大学教授が、安倍政権べったりの黒川東京高検検事長を検事総長にしたいのは、自分たちを逮捕・起訴させないためと批判。また、中東に自衛隊を送ることで、戦争に巻き込まれる恐れがあり黙っていられない、と発言しました。
 
続いて三宅裕一郎日本福祉大教授は、「緊急事態宣言」で集会、外出、移動、表現など日常生活が制限できる。外国では議会(国会)の承認など内容や条件に厳格な縛りがあり、解除後に事後の責任追求の要件もあるが、3月15日に改悪された特措法は非常にあいまい。無関心でいることが一番怖いと指摘しました。
 
中谷雄二弁護士は、内閣に人事局をおき人事を自由にできるようにしたため、首相に忖度して公文書の改竄まで行われた。「佐川局長の指示」と遺書を残して自殺した近畿財務局職員の妻が、国と佐川氏を訴えたが、首相は「麻生大臣の下で調査は終わっている」と、人の命を何とも思っていない。コロナ対策も思いつきで、専門家会議に高齢者医療の専門家が入っていない。黙ってこの事態を見過ごさず、安倍政権を退陣に!と呼びかけました。
 
瑞穂区の見崎さんは、自衛隊を米軍の子分のように使える戦争法が成立した4年半前から毎月19日に行動をし、今日も新瑞橋で宣伝をしてから来た。諦めずに頑張ろう!と訴え宣伝を終わりました。