一宮市で平和委員会が設立もっと幅広く市民に根付いた運動を

11/28 一宮市

11月28日、愛知県一宮市で平和委員会が結成されました。結成総会には14人が参加しました。

結成のきっかけは、会員さんの「もっと幅広く市民に根付いた平和活動がしたい」とのつぶやき。一宮市原水協の今年7月の69行動の後でした。医療生協や年金者組合、新婦人での平和活動はあるものの、それぞれの会にとってはその時々に独自の課題もあり、系統的な平和活動をしたいとの思いが語られていました。そこに居合わせた県理事の早川さんが、「それなら平和委員会があるよ」と話したのをきっかけに、話しがどんどん盛り上がり、9月26日に準備会をもつまでになりました。

結成総会では、最初に代表となる塚本さんが、結成にいたる経過や会の規約に反映されている会の性格などについて報告。代表や事務局長など5人の役員体制も確認されました。選出された役員からは、「平和の鐘つきや平和のつどいなどの企画をしたいが、各団体の平和部会では限界がある。コロナの時こそ、平和運動をしたい」「一宮は空襲被害が大きかったが、系統だった記録や保存活動が必要。もっと市民的な活動が求められている」などの想いが語られました。

総会の後半は学習会。矢野県事務局長が、改憲の動向や実質改憲となる自衛隊強化や愛知の動き、愛知の平和運動の課題などを報告しました。感想では「改憲とその裏側にある自衛隊強化の実態に驚いたもっと広げたい」「新婦人の小組などの学習会にも来てほしい」などの感想が寄せられました。
結成総会では新たに3人の仲間を迎え入れ (新聞は2部)、準備を通じて全体で6人 (新聞3部) を迎えることができ、18人19部での出発です。