日本平和委員会地域活動交流会 全国の進んだ経験を学ぶ

3月13日、地域活動交流会をオンラインで結んで行い、愛知県では3か所で9名が視聴しました。

3/13 民主会館

・結成が1968年12月という歴史ある矢臼別平和委員会は、会員だよりを毎月発行。読者90名を含む250名に届けている。昨年は、平和盆踊りが中止になり無観客で花火だけ打ち上げ、10大ニュースを発行してネットで配信した。

・茨城県・石岡平和の会は、「核兵器禁止条約への賛同・署名・批准を求める意見書」を陳情し採択させた。ヒバクシャ署名を石岡市として呼びかけ、被爆写真展の開催や中学生代表の広島・長崎への派遣、市庁舎に被爆樹木の植樹など、提案型で平和行政をすすめ、防衛省の要望で「自衛隊適齢者名簿」を提出していたが、市長面談を機に閲覧方式に替えさせた。

・埼玉県比企平和委員会は、学習を重視し地域の活動に生かしている。商業施設での自衛隊装備展示に他団体にも呼びかけ懇談を申し入れ、支店長から「自衛隊とは距離を置く」との言葉を引き出した。ラインやメールでつながっている会員・読者、関心を持っている人に、平和委員会から連日送られてくる情報を拡散。学習の案内も広く知らせ会員増につなげている。

・大阪・西淀川区平和委員会は、参加が少なくても、自分が学びたい、見たいという要求からスタートして会報でつながっている。やったことや参加者の声を載せ、次は参加ししたいと思ってもらいたい。他団体と取り組んだフードバンクは、ボランティアが100名。参加者は500名。平和に生きるには、環境問題や、食べられることが大事と、他団体との共同行動も重視。

・ながさき平和委員会は、1997年発足。翌年佐世保で平和大会を開催する機運の中で会員100名を突破。気軽に行動できるよう、理事会や事務局をおかず、現在8名の世話人で年5~7回集まり運営。「ジュゴンアクション」、佐世保基地フィールドワーク、ピースカフェ(最近はオンライン)などをしている。

素晴らしい活動ばかりでしたが、コロナ禍でも会報などで情報を共有し、楽しく目立つ活動をしていることが印象的でした。