命どぅ宝あいち総会 沖縄への連帯・支援、愛知からも

「沖縄の歴史と文化を広め、日本で唯一悲惨な地上戦を経験した沖縄戦の実相を明らかにし、今の沖縄問題を沖縄県民とともに考え連帯する」ことを目的に活動する、「命どぅ宝あいち」の第26回総会が、3月28日、民主会館で行われました。

共同代表の新城正男さんが「活動方針」を提案、「オール沖縄が、コロナ禍であっても総意と工夫を重ね、揺るぎないたたかいを進めている」と述べるとともに、「活動の延期や中止を余儀なくされた愛知県でも、連帯・支援活動が果敢にとりくまれた」と報告します。そして、「沖縄との連帯を具体化し平和市民団体とも協力共同して『日米地位協定の抜本的改定』『南西諸島の軍備増強反対』の運動にとりくもう」と提案しました。

「活動方針」に対する討論では、沖縄に4年余り移住して現地支援を行ってきた男性が辺野古座り込みのネット配信への反響のすごさを語り、毎週土曜日の「高江・辺野古・・・みんなの平和をまもれ!名古屋アクション」に関わっている女性は「南西諸島の軍事強化が心配」と述べて、「島々のたたかいに関心と支援を」と訴えます。県平和委員会矢野事務局長も、この間の平和委員会としての沖縄への連帯・支援活動について報告しました。

今回の文化企画として、沖縄のテレビ局制作の『菜の花の沖縄日記』を上映。小山初子事務局長は上映を前に、「基地の問題を政治の面からだけでなく、命とくらしの切実な問題としてとらえる」ことの大切さを説いています。