声をかき消すような騒音 小牧基地・騒音調査を実施

4月7日、8時〜17時まで、春日井市味美駅近くの花長公園で騒音調査をしました。空港の会のメンバー5人が参加しました。住宅地が公園を囲むように立地しており、公園では多くの子どもたちが遊んでいました。その声をかき消すような音を記録していました。

FDA、セスナ、民間ヘリ、自衛隊の戦闘機(F2、F15)、救難機(U125)、輸送機(C130)、空中給油輸送機(KC130)の騒音測定をすることができました。なお、今回はすべて北向きに離陸しており、南から着陸していたため、測定状況としては着陸、上空通過、タッチ&ゴーのいずれかとなっています。

調査によって、測定値が機体ごとで明確な違いがあることが分かりました。先に挙げた機体のうち、FDA、セスナ、民間ヘリ、救難機は90デシベル以下でしたが、戦闘機、輸送機、空中給油輸送機は90デシベル以上を記録することがほとんどでした。

最大デシベルはF15の98・9デシベルで、C130が97・3デシベル、KC130が97・5デシベルでした。いかに戦闘機や自衛隊機の音が大きいかお分かりいただけると思います。

また、離陸前にエンジンをふかす音を2度測定することができ、それぞれ71・3デシベル、72・6デシベルを記録しました。

今後は場所を変えながらデータを増やしていきたいと考えています。空港調査と並行して定期的に開催したいと思います。