核廃絶・憲法で各地で宣伝行動が行われる

3月、4月と核兵器廃絶、憲法守れのとりくみに、各地の平和委員会がとりくんでいます。その一部を紹介します。

守山、春日井、港区、北区、天白

守山では、4月6日JR新守山駅で6・9行動を5時から行い7人10筆、別途20筆が届けられました。話をじっと聞いている若い女性は、何やら訳ありげに「個人情報の問題があるから署名はできないけど、募金だけしてもいいですか?」と募金してくれました。最近結成した一宮は毎月第4土曜日に6・9行動を取り組み、3月27日は一宮駅前で、8人がとりくみました。

春日井は、「禁止条約署名」に対して、平和委員会がニュース発行や署名推進をしています。毎月22日に宣伝行動を実施。3月22日は神領駅において5人で16筆が集まりました。

港は、平和委員会の呼びかけで、「禁止条約署名」活動を毎月第一土曜日にとりくんでします。4月3日は、商業施設ララポート前で各団体から18人が集まり宣伝、15筆の署名が集まりました。

名古屋北平和委員会は、東北原水協として、大曽根駅で6・9行動を行い、3月は8人で30筆が集まりました。

平和委員会も参加する「9条改憲NO憲法をいかす天白の会」では毎月19日行動にとりくみ、3月19日は原駅前において8人で行動しました。

政府はこの3月に、禁止条約に背を向け、米国の核先制使用を強く求める発言を行い、また憲法審査会を開催し改憲を狙う態度をあらわにしています。核兵器廃絶、憲法守り活かせの運動がますます求められています。

「観光客も家族で署名」 犬山 

4/6 犬山駅

犬山平和委員会も加わる犬山原水協は4月6日午後4時から1時間、犬山駅東西連絡橋において、原爆パネルを展示したり、のぼり旗を立てたりして、「禁止条約署名」にとりくみました。春休みで岐阜から来ていた家族4人から署名をいただくなど、8名の参加で60筆の署名と2000円の募金をいただきました。犬山ではこの署名を、昨年11月よりとりくみをはじめて、累計で220筆(1月はコロナ禍で中止)集まっています。今後、毎月の6・9行動、2021あいち平和行進、平和行政の申し入れ、平和の鐘つき、平和祈念パネル展(犬山市主催)での署名などにとりくんでいく予定です。

署名もらえなくても「貴重な活動ですね」あま東部

4/9 大治町

4月9日、あま東部平和委員会によるスーパーピアゴ大治店前での6・9行動は、かなり風の強い日でした。コロナ感染防止対策として、アルコールを準備しての署名行動です。
「コロナのせいか、お客さんが少ないようですね」―店の外で作業している従業員さんと世間話をしながら、署名をお願いしてみました。「条約ができたって、核兵器はなくならないよ」という従業員さんと、しばし核兵器禁止条約について話し合い。署名こそもらえませんでしたが、「誰かがやらなくてはならない貴重な活動ですね」と、理解はいただけたようです。対話の大切さを感じています。

コロナ禍でみなさん外出を控えるせいでしょうか、この日は4人の参加で11筆の署名、1000円のカンパという結果でした。(松下)

8年間90数回の行動 瑞穂

2014年春から夏にかけて、瑞穂区平和委員会再建準備会が活動を始める中で6・9行動をとりくむようになりました。現会長の土井さんが緑区で進めてこられた活動に触発されました。年金者組合にも呼びかけながら、少ないときは3人から、多いと7~8人の参加で継続しています。毎月6日の16時から1時間、晴れや曇りは新瑞橋の上、雨の日はバスターミナルでと、場所を使い分けながら進めてきました。

この間嵐で2回中止はありましたが、ほぼ8年90数回になります。年に数回程度“頑張って”のカンパをいただいたり、防水型のハンドマイクを使わせてもらえることになったりと、支援の声や激励がありました。最近では区外の会員さんの飛び入りもあり、ノボリと横断幕も増やしながら訴えています。また年金者組合からは署名そのものの支援もあり、昨秋からの日本政府に核兵器禁止条約批准を要求する署名は二桁から三桁になろうとしています。4月の6・9行動は5人で10筆集まりました。