日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める愛知県民の会スタートのつどい開催
5月9日(日)10時半から名古屋市総合社会福祉会館で[日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める愛知県民の会スタートのつどい]が開催され会場に31人、オンラインで22人が参加しました。
川崎哲ICAN副代表による「核兵器禁止条約の発効でみえてくる核なき世界の展望」と題して記念講演がオンラインで行われました。
今年の1月22日に核兵器禁止条約が発効に至った世界の背景や、それに背を向けるどころか核兵器にしがみつき、アメリカ政府に核使用を求めてさえいる日本政府の実態、そして核兵器のない世界を私たちの運動でどう切り開くかなど、大変示唆に富んだお話をしていただきました。
参加者からは被爆者の率直な思いや、被爆2世の決意、医師としての役割等多彩な質問・意見が出されました。
愛知県内でご活躍の各界35人の呼びかけ人中、参加していただいた7人の方の紹介と挨拶に、参加者一同日本政府に核兵器禁止条約への参加を求めていかなければと決意を新たにしたスタートのつどいでした。
以下の活動が提起されました。
- 世論調査では7割の市民が核兵器禁止条約への参加を求めている。勇気をもって署名をたくさん集めましょう。
- 署名を集める担い手を広げましょう。
- 核兵器のない世界への展望、核抑止力論の危険性、被爆体験などの学習をすすめましょう。
- 愛知県民の会の賛同者を増やしましょう。
- 愛知県では遅れている自治体の意見書を広げましょう。
- 議員への働きかけを行いましょう
最後に「日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める愛知県民の会」の結成を宣言し、日本政府に批准を求める署名に広く愛知県民が賛同し、広げていただくことを呼びかける宣言文を、参加者一同で採択して終了しました。
なお翌日にはユーチューブでの配信もあり、いつでも見られますので学習用にご活用ください。