千種・名東平和委員会結成なる

5/9 本山生協会館

名古屋市内に5月9日、区単位の地域平和委員会が新たに誕生しました。北・東、守山、天白、瑞穂、港につづく6組織目、16区中8区目の結成です。昨年11月11日から3回の世話人会議と3回の学習・準備会を経てのことです。当日は、地域から16人、県平和委員会から2人が参加しましたが、他に4人が直前に体の不調を訴えての欠席でした。そのことは、体調管理に慎重にならざるを得ないまさにコロナ禍での結成であったことを示しています。

結成の原動力は、二つ。1つは、学習です。テーマと講師は、「核兵器禁止条約の意義」(澤田昭二:県原水協理事長)、「敵基地攻撃論について」(小島俊樹:県平和委員会理事長)、「青年・学生部活動紹介」(塚本大地:県平和委員会青年・学生部)、「愛知の基地と軍事産業」(矢野創:県平和委員会事務局長)でした。いずれも時宜に叶ったテーマと講師陣だったと思います。もう1つは、地域に潜在していた力を発掘・結集して6人の世話人を選出したことです。6人の年齢は30歳代から70歳代まで均等分布で、男女比も女性2人、男性4人と偏っていません。これは、運動を進めるうえで、とても大切なことだと思います。

組織の生命は、学習と運動にあります。結成後、最初の運動として、「あいち総がかり行動」がよびかける5・19行動は自由が丘駅前で、6・19行動は本山でそれぞれ宣伝行動に取り組むことになりました。また、“第1回の集い”〈6月26日(土):14:00~生協会館〉は、「原発」問題をテーマに、「黙っちゃおれん」避難者訴訟の原告:岡本さんと中電前で423回の金曜行動を継続している武藤さんを講師にお招きして開催します。最後に“教訓は”、「英知を集める」ことと「準備は用意周到に」という2つだと思います。