歴史と伝統に感動の2021あいち平和行進

6/4 清須市長、議長とともに
6/11 扶桑町役場

5月31日に愛知入りした平和行進。今年もコロナ禍の中《団子と串》と銘打って歩くことなくポイントに集まり、そこを宣伝カーが回っていくという形になりました。

6月11日岐阜に引き継ぐまでの12日間、地域の実行委員会が中心となり、さまざまに工夫して取り組まれました。以下ほんの一例ですが・・・。

昭和区

どうしても歩きたいと実行委員会を5回以上繰り返してコロナ対策を議論し、一昨年までとほとんど変わらず歩きました。

天白区

なかなか準備ができず、直前にやっと実行委員会を開いて当日は80人以上が参加して明るいアピールができました。

千種・名東区

担当者が変わって手探り状態にもかかわらず、実行委員の積極的な意見のおかげでポイントを増やしてスタンディングをしました。

春日井

新婦人では3大目標を受けて50本のペナントを普及。

岡崎

県内一の3万7615羽折り鶴を集めました(1人で4500羽折ったという人を含め)

豊橋の桜丘高校

生徒会役員や学内の平和委員会が中心になって「平和への願い」をプレートに書きそれを動画にして見せてくれ、若者の純粋な思いがしっかりと伝わりました。

一宮

千秋病院では、暮らしと平和委員会の代表が「核兵器禁止条約は私たちを励ましてくれている。今の政府が参加しないなら、参加する政府を私たちの手で作りましょう」とあいさつ。

各地で首長や議長の参加があり、ペナント・募金への協力とともに短距離でもともに行進しました。他の地域でもコロナ禍でありながらもできることを追求し、核兵器禁止条約発効後初めての平和行進を取り組みました。全体として参加人数は2404人、3大目標にしたペナントは900本を超え、折り鶴は22万羽を超え、署名は968筆、カンパは50万円を超えました。これまでの長い歴史と伝統が脈々と息づいていることに、大きな感動を実感できたあいち平和行進でした。

愛知から岐阜へ 引継ぎ集会

6/11 犬山城前 引継ぎ集会

6月11日10時30分から犬山市役所2階の会議室で、愛知県最後の集会が25名の参加で、行われました。最初に、県原水協の大村事務局長の挨拶の後、犬山市長からメッセージが代読され、署名(97筆)・カンパ(11000円)・ペナント(20本)の授与式がありました。尚、市主催で原爆パネル展を図書館(7月31日~8月27日)及び市役所1階ロビー(9月11日~10月8日)で実施されます。

その後、13時30分から、犬山城前の広場で、愛知県から岐阜県への引継ぎ集会が46名の参加で行われました。澤田愛知県実行委員長が核兵器禁止条約の批准により、人類の平和の世界を作る大きな転換点になると挨拶され、金本愛友会理事長からこの犬山で一人で3000筆以上の署名を集めた人と101歳でがんばっておられる被爆者の紹介がされました。次いで、小倉岐阜県実行委員長が揖斐川町で平和行進をしたこと、3人の通し行進者の紹介をされました。その後、日本被団協の木戸さんと岐阜生協連の佐藤さんからの挨拶の後、犬山城をバックに集合写真を撮り、解散しました。