空自岐阜基地爆音調査 愛知・岐阜両県平和委員会

6/22 各務原市民公園 新しい測定器を使って調査活動

愛知・岐阜両県の平和委員が6月22日、土地規制法成立後はじめて、航空自衛隊岐阜基地の爆音調査を約1キロ離れた各務原市民公園で9名の参加で実施しました。
当日は、F15、F4、T4、ヘリコプターなど10数回の飛行でした。日本海側に雷警報が出ていたことや、この日は夜間飛行訓練が行われる日でもあったため、飛行回数が減少傾向でした。

「きわめてうるさい」(聴覚機能に異常をきたす)とされる100㏈を超えたのは4回。10時半にはF15とF2がほぼ同時に離陸し、104㏈、100㏈でした。2機同時に頭上を飛行するときには轟音が強く響きます。

このあと急遽、鷲見さん(各務原平和委員会)の案内で、無電波暗室建設予定地、掩体壕跡地(飛行機の分散退避場)、基地内の不整地着陸場所(幅40m、長さ2㎞)を見学しました。なお、調査用の騒音測定器は、愛知・岐阜両県の募金(約25万円)で購入しました。

この活動は、2019年5月~7月にかけて同基地周辺住民に騒音アンケート調査を実施し、その結果をビラにして配布。昨年は、アンケートの返信をした住民宅に訪問して「戦闘機の音はうるさい、困る」などの生の声を聞きとり、岐阜基地や犬山市、江南市、扶桑町の各自治体に要請を行ってきました。

6/22 岐阜基地 無電波暗室建設地 ステルス機能を調査する新たな施設

今後、騒音調査を重ね、市民に伝え世論とともに行動していく予定です。