原水爆禁止世界大会 全国高校生平和集会に愛知からも

8/8 民主会館

8月8日、全国高校生平和集会がオンラインで行われました。愛知では民主会館で視聴会を開き、高校生2名、中学生2名の参加がありました。

また、平和行進でいつも盛大な歓迎をしてくれる豊橋市の桜丘高校に参加のお誘いをしたところ、生徒会のメンバー8名が参加してくれました。

はじまりのあいさつの後、被爆者から高校生へのメッセージとして被爆者の小林貴子さんから、被爆体験と被爆者がこれからの若者に望むことが語られました。

次に福島、埼玉、東京、静岡、愛知、大阪、広島、沖縄の各県の活動報告があり、愛知からは桜丘高校の生徒が校内に原爆の灯があることや、戦時中の食を通して平和を考える企画を行い、今年「戦争めし」という漫画の取材を受け掲載されたことなどを報告してくれました。

特別報告として、広島の朝鮮高校の生徒から学費無償化裁判の意義と経過が報告されました。その後、少人数のグループに分かれて、被爆体験を聞いた感想や普段の活動、高校生に何ができるのかなどを交流しました。参加した高校生からは、「今日の話を聞いて知らないことが多くもっと知りたい」「もうすぐ選挙権が持てるのでよく考えて投票をしたい」「これからも平和について考え自分のできることをしていきたい」などの感想がありました。

次世代の平和の担い手を増やしていくために、高校生、中学生への働きかけは必須となっています。愛知県内でも高校生、中学生の輪が広がるように身近なところから声をかけていきましょう。