千種・名東平和委員会 第2回例会を開催

 —身近な問題を身近な人から学ぶ—

8月21日(土) 14:00~生協会館で講師に城下英一さん(県平和委員会理事、守山区在住)を迎えて、「戦争最前線と後方支援の兵站基地・守山駐屯地」というテーマでお話いただきました。

氏が15年間とり続けてきた写真300枚を使っての分かりやすい講演に参加者一同、息を凝らし、聞き入りました。

自衛隊員の定員に満たない現状を克服するために、基地公開で観閲式、訓練展示、模擬戦闘、兵器展示、車両への試乗、模擬店、自衛官勧誘などを通して、「軍隊」であることを隠蔽し、青少年・市民の心に忍び込んでいる実態を映像を通して、リアルに学ぶことができました。

平和委員会の会員ではない参加者の一人は「今日は、しっかり学ばせていただきました。」と帰り際に、充実感に満ちた表情で語ってくれました。「身近な問題を、身近な人から学び、平和委員会の輪を広げる」ことの大切さを、今回の例会で改めて痛感しました。参加者は、17名+講師の18名でしたが、4人が未会員・未読者でした。

今後、会員・読者につながる方々だと思います。また、今回の例会で、地域組織として「あいち総がかり行動」に加入することを決めました。例会の最後に“日頃思っていることを出し合う放談会”の時間を取りましたが、「いつも暗い話が多いが、明るい話題で話し合いたい」という要望が出ました。“うーんなるほど”、と参加者は聞き耳を立てましたが、次回例会で具体化できればと思います。

▼第3回例会は、10月30日〈土〉14:00~生協会館、テーマは⦅コロナ禍の青年・学生のいま⦆、講師はお馴染みの小島俊樹(日本福祉大学学修支援センターコーディネーター、県平和委員会理事長)です。