憲法9条まもろう 県民のつどい 共闘ははじまったばかり

1月3日 名古屋市公会堂で「憲法9条まもろう 2021愛知県民のつどい」が開催され、オンラインも含め480人が参加しました。

代表世話人の内河惠一弁護士の挨拶、ブラスバンド演奏に続き、一橋大学名誉教授渡辺治氏が講演をしました。

渡辺氏は、総選挙で立憲野党は野党共闘で善戦したが、立民、共産が議席を減らし共闘をめぐる逆流や攻撃がおこる。しかし共闘の時代はまだ6年10ケ月。一歩を踏み出したばかりだとして、自公政権を変えるには、共闘の道しかないと強調しました。また、質問に答えて、「グローバル企業は、世界で勝てば自国のことはどうでもいい。急進的な新自由主義が進んだ日本でこの流れを早く止めることが日本を救う道」「企業に協力することで存続をはかってきた日本の労働組合は、体制的な政党を選び、企業から追い出された失業者や非正規労働者のためには闘わない。しかし、平和フォーラムに入っているような連合系組合や全労連が手を結んだことで、共闘が実現した。

一方市民運動は、ことはどうでもいい。急進的な新自由主義が進んだ日本でこの流れを早く止めることが日本を救う道」「企業に協力することで存続をはかってきた日本の労働組合は、体制的な政党を選び、企業から追い出された失業者や非正規労働者のためには闘わない。しかし、平和フォーラムに入っているような連合系組合や全労連が手を結んだことで、共闘が実現した。一方市民運動は、持続的組織的に活動し衰退していない。実質的な主人公の市民を土台にする限り、共闘は発展させられる」など示唆に富んだ発言に、参加者は大いに勇気づけられました。

最後に、事務局長の加藤洪太郎弁護士が、国民投票に傾れ込む最悪の事態も想定して、今何をなすべきか考え、来年の参議院選挙にむけて力を合わせて進もう、と呼びかけました。