鳴り響くごう音 住民の苦しみ F35戦闘機試験飛行が行われる

9月中旬〜下旬にかけて、豊山町にある三菱重工小牧南工場で最終組立されたF35ステルス戦闘機(27号機、28号機)の試験飛行が行われました。風向きが南からの風の日があり、南向きに離陸したため、模擬見学会は、管理組合による丁寧な説明によって、当時と今に至る状況を分かりやすく説明していただくものとなりましたが、現地の港湾施設の昼休みの休憩時間に行ったため滞在時間はわずかなものとなりました。

今後「模擬見学会」を通常の見学会として市民に広く知ってもらう機会を広める世論と運動が必要になっていると思いました。

名古屋市でも爆音が聞こえたとの情報が相次ぎました。

爆音問題はもはや空港周辺だけの問題ではないのです。また、自衛隊機も例外ではありません。航空自衛隊小牧基地所属の輸送機C130や空中給油輸送機KC130などがタッチ&ゴーの訓練を行なっており、空港のある豊山町のお隣、北名古屋市の住民から、自衛隊機の音がうるさい、随分低い位置を飛んでるのではないか、と相談を受けました。県外でも、F35Bの宮崎県新田原基地での配備や、空母化される護衛艦いづもでの離発着訓練など、F35をめぐる情勢が刻々と変化してきています。そのたびに整備はどうなるのか、騒音が増えるのではないかという懸念が強まります。これに対する運動を大きくしていく必要があります。