愛労連「憲法連続学習講座」法をよりどころに自ら動くことの大切さ

2/15 労働会館

「希望・人権・民主主義を守るため、いま憲法を読み・知り・考え・語り合おう」と、愛労連による「憲法連続学習講座」が始まりました。2月15日には、上西充子法政大学教授(オンライン)を講師に第1回講座が、リモートを含め34人の参加で開かれています。上西氏は「労働者の権利と憲法」をテーマに、憲法12条、97条や労働関連法を示して、「法はあくまで法、私たち自身が法をよりどころに権利と自由のために努力する必要がある」と説きました。その上で、国民が主語、主体になっている現行憲法

「希望・人権・民主主義を守るため、いま憲法を読み・知り・考え・語り合おう」と、愛労連による「憲法連続学習講座」が始まりました。2月15日には、上西充子法政大学教授(オンライン)を講師に第1回講座が、リモートを含め34人の参加で開かれています。

上西氏は「労働者の権利と憲法」をテーマに、憲法12条、97条や労働関連法を示して、「法はあくまで法、私たち自身が法をよりどころに権利と自由のために努力する必要がある」と説きました。その上で、国民が主語、主体になっている現行憲法に対して、あくまで国を主体に「公益及び公の秩序」を優先し、国民の「責任及び義務」を押しつける自民党改憲案の危険性を指摘します。

講演後の質疑では、「労働組合が弱くなって、御用組合化している」との声に、「労働組合がなくなれば市民運動が強くなるのか」と反問して、労働者は労働者の、市民は市民の、当事者としての役割を果たすことの大切さを訴え、「自分たちが状況を変える主体」であると強調しました。
愛労連ではこれ以後も、3月16日・原冨悟さん(労働総研理事)、4月21日・布施祐仁さん(フリージャーナリスト)、5月17日・石川康宏さん(神戸女学院大学教授)と、「連続講座」を計画しています。会場・開催時間はいずれも労働会館東館、19時~で、参加は無料です。