ロシアのウクライナ侵略に抗議

2/27 名古屋市中区・栄

2月27日15時からヒサヤオオドリパーク南側出入口で行った「ロシアのウクライナ侵攻に抗議するスタンディング」は、ロシアの軍事侵攻が危ぶまれていた23日未明、青年・学生部役員の「平和を求める平和委員会として、何かできないか」という声から始まりました。

ツイッターで抗議行動を告知したところ瞬く間に拡散し、リツイート数は390を越えました。普段の投稿のリツイート数は1桁台なので、関心の高さが分かります。
当日は、多くの通行人が足を止め、のべ約250人が参加しました。その場で参加者からもスピーチを募り、若者を中心に18人がスピーチしました。日本ウクライナ文化協会の方々も約30人が参加し、子どもの姿もありました。

ウクライナ出身の英語教師、タチアナ・スミホフスカさんは、「大丈夫って聞かないでほしい。故郷が侵略されて心が痛い。代わりにハグをしてください。本当は家族、友人にハグをしたい。現地の家族にいつ会えるか分からないなかで、今日たくさんの人に集まってもらって、心が少し楽

になった。プーチン戦争やめろ」と訴えました。
会社員は「このような行動に参加するのは初めて。94歳の祖父が、第二次世界大戦中に戦闘機に乗っていた。人ごととは思えなくて来た。ロシアの侵攻は対岸の火事ではない。ウクライナに知り合いがいないからって関係ないことではない。戦争は人間が始めたのだから、人間の力で止められる」と話しました。

また、高校生は「恋人がウクライナにいる。ポーランドとの国境付近に家族と住んでいるが、国民総動員令により18~60歳までの男性は出国禁止なので彼は避難できない。彼の友人も亡くなっている。彼に無事でいてほしい」と涙ながらに話しました。

会場では、在日ロシア大使館に送るメッセージカードも集め41人から平和へのメッセージが寄せられました。青年・学生部として、メッセージの写真と抗議文を大使館へメールしました。