あいち9条の会 結成17周年のつどい開く

「いろいろな考え・立場を超えて、『9条を守る』一点で集まろう」―2月26日、名古屋市教育館を会場にオンライン含めて45人が集まりました。小島俊樹県平和委員会理事長、フリージャーナリストの布施祐仁氏が、報告、講演を行っています。

「バイトなくして、学生生活は成り立たない」―日本福祉大学学修支援コーディネーターである小島氏が、コロナ禍での学生の現状を報告。奨学金が生活費に回されて、学費が未納になる事態にも。学生は、精神的にも物質的にも追い込まれているのです。その実態は、布施氏の「経済的徴兵制」へとつながっていきます。「憲法9条と経済的徴兵制」と題して講演した布施氏は、貧困につけいる「命の格差」を指摘するのです。以前に小島氏が語った、学費が払えなくなったので自衛隊に入るために大学を辞めた学生の話を思い出しました。布施氏は、「憲法9条と25条は車の両輪」と結ぶのです。沖縄からリモート参加していた小林武沖縄大学客員教授も発言、「自衛隊の人員不足に、政府の対応としての徴兵制の危険を感じている」と述べました。

報告、講演後の「方針」提案では、安保法制によって他国の戦争に動員される危険、歯止めとなるべき9条の危機など、風雲急を告げる情勢が報告されています。加藤洪太郎事務局長は、国民投票に備える活動も視野に、「9条の会ならではの役割」を強調しました。