愛知県下各地で広がる反戦運動　ロシアは今すぐ侵略やめよ

２月２４日、全面戦争に踏み込んだプーチン政権に対し、世界でも日本でも「国連憲章守れ」「いますぐ撤退を」の声が大きく広がっています。

愛知県内でも各地で行動が展開されています。３月６日には、守山ピアゴ前１０人で宣伝。緑区では徳重駅前に８５人が参加した集会。瑞穂区は５人で宣伝。北区では大曽根駅に１００人での集会。日進市では赤池駅前７５人で集会が行われています。また１３日には、豊川平和委員会と新婦人豊川支部で宣伝行動を行い２６名の参加。青年学生部によるテレビ塔前での行動は１１０人が参加しています。

「核戦争ダメ」港区

３月５日港区平和委員会はららぽーとみなと前で、「ロシアのウクライナ侵略」に対する抗議行動を行いました。

この日は、月一回の定例行動の日。「ロシアに抗議するアピール」も同時に行おうと呼びかけて、４０名が参加しました。「子どもの頭の上に爆弾を落とすな」「武力では平和はつくれない」「核戦争ダメ」……参加者の思いをこめた手書きのプラカードを掲げてのスタンディング。リレートークでは、「プーチンの侵略行動は国際法違反。核兵器で威嚇し、原発を占拠することは、とても許すことはできない。」……ロシアのウクライナ侵略を口実として、「非核三原則や憲法９条を見直そう」という声にも反対していかねばならない……と５名が訴えました。そして「憲法を守る」署名行動も呼びかけました。

初めて参加した人も何人かいました。短時間ですが、熱気のこもった宣伝行動になりました。

ウクライナに平和を！本山交差点で街宣  千種・名東平和委員会 

第５回例会（３／１２）は、予定されていた緊急事態条項の学習会を、「ウクライナのロシア侵略」にテーマを変え５０分学習、３時から４時まで宣伝活動を行いました

「ロシアのウクライナ侵略に抗議する」「ウクライナ市民の命を奪うな」「戦争ＮＯ！」「子どもに平和を」などの横断幕やバナーを掲げ、「今すぐ停戦」「ストップ！プーチン」「核共有なんてとんでもない」「核兵器禁止条約に今すぐ調印」「ＮＡＴＯなど軍事同盟にさようならを」「紛争は平和的に解決しよう」「自衛隊は専守防衛」「憲法改悪許さない」などを訴えました

立ち止まって拍手するおじいちゃん、ジーと聞き入るお母さんと小学生などいつになく反応が大きく、やりがいのある行動となりました。参加者は、１７名集まりました

梅祭りで宣伝　天白

天白区平和委員会が所属する「９条改憲ＮＯ！憲法を生かす天白の会」では、３月６日、同１３日、名古屋市農業センター（平針）にて、梅まつり宣伝を行い、ロシアのウクライナ侵略に抗議するアピールと、憲法署名を訴えました。１３日は、急遽の呼びかけでしたが、４０人もの参加者が集まり、憲法署名７８筆、ウクライナ人道支援募金８６３０円が集まりました。

マイクでは、「ロシアは、軍事侵略をいますぐやめるべき」「今、敵基地攻撃能力と声高に叫ぶ人たちがいるけれど、それは、プーチンと同じ。戦争で解決することは何もない。話し合いこそ大事」と次々に訴えました。子ども連れの家族、若い女性や、高齢のご夫婦、着物姿で訪れた女性等が、足を止めて、署名、募金に応じてくれました。宣伝参加者のＩさんは、お手製の「ウクライナ国旗のミニバッチ」１５０個を持参。署名してくれた人や子どもたちにプレゼントしました。喜んでくださり、２回の街宣でほぼ無くなりました。

署名をした、男性の一人は、「いたたまれない気持ちでいた。募金したいと思っていたが、財布を持たずに来てしまった。」と残念そうに去りましたが、しばらくするとわざわざ立ち戻り、「これだけ（ポケットに）ありました！」と１０００円札を差し出してくれました。