平和運動の裾野を広げるSNS 今からでもはじめようツイッター

4/10 民主会館

愛知県平和委員会は4月10日、ツイッター活用を学ぶ、SNS講座を開催し、オンライン含め20人が参加しました。講座を開催したのはこの間、ロシアの抗議行動で青年や学生がツイッターを見て参加する経験が多く生まれていることから急遽開催したものです。

講師の県理事、矢野彩子さんは、統計など資料を示しながら「若者はテレビをあまり見ない、新聞も読まない。情報は主にネットから」「ツイッターに流れていないことは、若者にとって『存在しない』ことと同じ」と強調します。逆にSNS活用がされれば、新たなつながりが広がっていることも紹介。SNSが社会を動かした実践例として、①2020年5月の「#検察庁法改正に抗議します」(2日間で投稿数480万→法案を阻止)、②2021年2月「#子育て緊急事態宣言」(小学校休業など対応助成金の個人申請が可能に)、③2021年6月「#入管法改悪に反対します」(改悪撤回に追い込む)など社会を動かす行動が起こっていることを紹介。

愛知でも、港区平和委員会が呼びかけたロシアへの抗議行動を事前にツイッターで宣伝したところ、4人参加があり、わざわざ電車を乗り継いて参加した人もあるなど、「組織外の人に広く知らせるにはツイッターが最適」「草の根の行動を発展させる力になる」と強調しました。

矢野さんは、「今からでもツイッターをはじめましょう」と呼びかけ、「ツイッターのはじめかた」「新規登録のしかた」「投稿のしかた」「ツイッターデモに参加のしかた」など使い方のイロハについて説明。そしてその場でスマホを出してツイッターを作成。「どうやったらできるの?」などマンツーマンで作業を行うなどその場で5人の方がツイッターを立ち上げました。また、「リツイートはどうやってするの?」「フォロワーはどうやって増やすの」など実践的な場となりました。今後の継続が大切と次回5月8日(日)10時~民主会館で大2回目の開催を確認して終わりました。