瀬戸市平和委員会設立総会 平和運動を次の世代へ

10/22 瀬戸市

秋晴れの10月22日(土)、瀬戸市平和委員会が設立され総会をおこないました。

この設立に向けては、今年の3月から三浦組織部長と当時の嶺村副理事長が、瀬戸の会員に働きかけ、秋には総会をしようと準備を重ねてきました。毎月中心になってくれそうな人に集まっていただき、平和委員会とはから始まり、どんな人たちとどんな平和委員会を作っていくのか議論をかさねました。瀬戸市には長く活動を続け実績を積んでいる反核センターやたくさんの九条の会はじめ平和団体があり、なぜ平和委員会が必要なのか、そういった団体とはどういう関係になっていくのか、どの団体も高齢化がすすみ平和委員会はどのように若者とつながっていくのかなど、毎月話し合いました。7月には拡大事務局会議として懇談会を開催し、20人以上の方々に参加をいただきそれぞれの団体の活動状況や平和委員会への期待を交流しました。その後、役員体制もほぼ整い、原水爆禁止世界大会の視聴で学び合い、総会当日の講師との打ち合わせなど準備をすすめていました。

当日はとても綺麗で交通の便が良いパルティ瀬戸に、高橋前理事長、小島理事長、矢野事務局長にも参加していただき、尾張旭市からの参加者や、聖霊高校の教員・女子高生含め38名もの参加で、感動的なスタートをきることができました。

「もうじき80歳」という岐阜から来ていただいた講師の吉田千秋さんの講演は「平和の希いを実現するために・・・危機の時代に考える」をテーマに、戦争とは人間の尊厳を根底から奪うものであるというお話が参加者の心に響くものでした。

地下軍需工場跡地を守る会として参加していただいた聖霊高校教員や高校生からの発言後、総会で大塚代表や県平和委員会小島理事長から挨拶、瀬戸の木戸さんから期待を込めての挨拶、高橋前理事長から発言があり、議案に基づいて運動方針・規約・役員・財政について大塚代表から提案があり、拍手で採択がされました。

こうして結成された瀬戸市平和委員会は、今後多くの平和団体と繋がり力を合わせて平和運動を推進する要になっていくことが期待されるスタートとなりました。