ロシアへの抗議行動 このままでは生きていけない

10/23 名古屋市・栄

10月23日、ヒサヤオオドオリパーク前でロシアのウクライナ侵略に対する抗議行動が行われました。青年有志の団体「Peace For Ukuraine」主催で10回目の開催。約70名が参加し「NO WAR」と書かれたプラカードを掲げ、ロシア軍の即時撤退を訴えました。

参加者が次々と平和への思いをスピーチ。5歳の子を連れて初めて参加した女性は、「子どもが血まみれになる状況が今も続いていることに胸が張り裂けそう。ウクライナでは、私たちには当たり前の日常が突然奪われていることを想像することが大切です。みなさんデモに参加してください」と話しました。

日本ウクライナ文化協会のマリーナさんは、「キーウは、ドローンで攻撃されている。いつ爆発するか分からない緊張状態が続いている」と現地の姉の状況を紹介しました。また、「私に『家族が大丈夫か』と聞いてくる人がいるが、大丈夫なわけがない。その質問で傷ついている」と話し、ウクライナは厳しい冬を迎えたことについて「ロシアによって、私の住んでいた町は占領され、爆弾が飛び交っています。ガスも電気も壊されていて、暖を取れない。このままでは生きていくことができません。どうか助けてください、支援をしてください、戦争を止めてください」と訴えました。

小学5年生の双子の兄弟が、「早く戦争が終ってほしい」とウクライナの曲をギター演奏しました。抗議行動の最後には、平和の願いをこめてウクライナの国歌と愛国歌「赤いカリーナ」を参加者で歌いました。