あいち学生の平和の声を 広げる懇談会

2/12 民主会館

2月12日、県内の学生が平和について考え、行動できる場を作るために、「カクワカ広島」「KNOW NUKES TOKYO」の設立の経験を持つ高橋悠太さんを講師に招き、どうしたら今の学生に合ったつながりが作れるのかを考える懇談会を行いました。

高橋さんは、どうやって「思い」でつながることができるかを考えることが大切だと話しました。核の問題にしても、広島、長崎だけでなく、ビキニをはじめとして多くの核実験が核保有国が植民地支配していた地域で行われたことは、環境問題、人権・差別問題ともつながり、そのことを伝えることで「今」の問題としてとらえてもらえるのではないかと語りました。

また、関わったプロジェクトで、うまくいった例とうまくいかなかった例をあげながら、まず自分たちがどんな活動だったら関われるかをきちんと話し合うこと、それぞれのペースで参加できること、生活環境の変化で一度活動から離れても、また戻りやすいコミュニティにしていくことが大事だと語りました。そのために、コミュニティ・オーガナイズを学ぶことやワークショップ、言葉や場所の選択が必要となってくることも話しました。

参加者からは、人権感覚など若い世代が大切にしようとしていることにマッチした運動や参加者の視点に立って見ることが必要だと思ったなどの感想がありました。