“真実は沈まない” 〈 日本どうナッチャッタノの?〉

愛知県平和委員会理事長 高橋信

2019年6月16日愛知県平和委員会70周年記念レセプション 
強く大きな平和運動をめざして

「アベよ、嘘つき・開き直りもいい加減にせよ」、「 “申し訳ありませんでした”と頭を下げる企業幹部。またかよ」、「テレビは見る気がせん」、「若者が何考えているか分からん」、「相次ぐいじめ。先生何やってるの」、「台風被害もこれだけ続くと日本への天罰とも思えてくるよ」、「オリンピックやってる場合じゃないよ」、「アベさん、原発被害者のことなどほんとうは何にも考えていないんでしょ」、「令和、令和の大合唱。いい加減にしてくれ」などの声が、あっちこっちから聞こえてきます。

〈市民・子どもを包囲する5つの悪魔〉

これらの声をつくり出している悪魔の正体は、①政府官僚を「核」とする、②財界、③マスメディア、④教育行政、⑤司法の5つです。私たちは、この5つに包囲されていることをしっかり自覚する必要があります。攻撃は全面的且つ重層的です。市民社会は、まもなく4人に1人は65歳以上という高齢化社会と少数の子ども社会=「弱者」社会を迎えます。悪魔の手は、この「弱者」に「やさしい」面と「甘言」を弄して襲いかかっています。私たちは、この本質と手法をしっかりと見抜かなければなりません。

〈市民運動の有りよう〉

2011年東日本大震災と原発事故後の反原発運動や2015年の安保法制の闘いと比べて集会の参加者は減少してきています。この原因には、「喉元過ぎれば…」現象もありますが、より根本的理由には運動の担い手の高齢化にあります。私の身近な友人の愛高教退職者を見ても、この数年間に60歳代から80歳代の少なからずの「先輩」「後輩」が鬼籍に入られました。数年前に集会でご一緒したあの人この人は、病に伏したり、他界してもう私の隣にいないのです。過日、65歳の在日コリアンの朝鮮近代史研究者が、「10年後、日本の市民運動はこのまま行けば消滅するのじゃないでしょうか」と、つぶやくように言われました。

〈新年には信念を〉

この現実をふまえて、私たちは、運動推進のための鉱脈を掘り当てるべく活動をしてきています。私の掘削機がいまのところ手応えを感じている3点を紹介します。一つ=高齢者が動ける地域活動を重視し、大集会主義を取らない。地域で集まり・学び・行動をする。二つ=辺野古座り込み、官邸前・中電前の反原発集会や勤労挺身隊金曜行動のように運動を継続すれば“希望”が見えてきます。“餅を食っても忘れない”ことです。三つ=若者の心を射貫く「言葉」を掘り当てることです。うーん!なかなかこれが見つかりません。
さて、最後に、今年のモットーは、「新年には信念を持ちましょう。私のそれは、“ウソは信に勝てない”」ということです。

この記事のタイトルはユン・ミンソクさんの曲からお借りしました。