青年学生・日本平和大会報告会 自分の目で見て学ぶことが重要

12/21 労働会館

青年・学生部は、12月21日「日本平和大会IN沖縄報告会」を行い、平和大会に参加した3人の学生が報告しました。

日本平和大会は11月8~9日、全国から約1100人の参加で開催されました。愛知からは3人の学生を含む27人が参加しました。

初めて沖縄を訪れた男子学生は、辺野古新基地建設で一致団結しているオール沖縄の存在を知り「基地NOは県民の意思だ。沖縄で起こっていることは、日本の問題。つまり私たちの問題だ」と話しました。

8月の原水爆禁止世界大会に参加し、自分の目で見て学ぶことの重要性を感じたことで平和大会の参加を決めた女子学生は、「沖縄のことを本土で話してほしい。また沖縄に来てほしい」と現地の人から説明を受けたことが印象的だったと述べました。

教員志望の学生は、平和大会参加後に平和教育に関するアンケートを学内で実施したことを報告しました。平和教育で取り上げたい話題を問うたところ(複数回答有)、46人中13人が「沖縄の基地問題」と答えたことに「予想より沖縄の基地問題が浸透していて驚いた」と話しました。

その後、参加者で沖縄連帯のために「愛知県でできること」について議論しました。若者を中心に流行している「タピオカの話をするような気軽さで辺野古の話をしたい」、沖縄県では、米軍機の爆音や落下物により、市民の生活が脅かされている報告に触れ「自分たちの生活に対する痛みを出発点に小牧基地の見学に行く」などの意見がだされました。