名古屋港に自衛隊の戦車が、ミサイルが

戦車の陸揚げ 7/21 名古屋港

戦車の陸揚げ 7/21 名古屋港

7月21日 みなと祭りに多くの市民が名古屋港を訪れ、夜空に上がる花火を家族で楽しみました。しかし、その中、夜陰にまぎれて金城埠頭で自衛隊の移動訓練が行われました。

市民から目をそらせるためか、夜間の陸揚げと移動訓練が強行されました。

民間チャーター船「はくおう」は北海道で演習を行った、自衛隊の広域移動の訓練に利用されたものです。もともと、民間のフェリーを長期のリースにて使用するものですが、民間軍事会社を設立して船舶の運用を行い、軍事費の拡大から国民の批判をそらす効果をもたらしています民間チャーター船「はくおう」から降ろされた車両は合計130台。戦車や大砲、重機など岸壁は戦場さながらでした。

新防衛大綱では、戦時体制を見越し「民間輸送力の活用」を方針化していますが、これまでJRなどを活用していた輸送を船舶でも本格化させるものです。名古屋港の公共の施設を利用しての移動訓練であり、商業港としての名古屋港の軍事利用に日頃より反対している私たちの声を無視する暴挙であり、許すことができない状況です。

今後も名古屋港の利用が予想され、恒常的な軍事利用が懸念されます。