戦争法反対 安倍暴走政治を止めよう
「戦争させない・九条守れ!・総がかり実行委員会が呼びかけた「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人全国100万人大行動」は、当日は国会前12万人、全国で1000か所。
愛知の中央集会は26日にとりくまれました。
30日は県下各地でとりくまれ、その後も続いています。以下に、その動きを一部紹介します。「戦争法案廃棄だ」はさらに広がっています。アメリカの戦争に協力する戦争法案は何としても廃案にしましょう。
天白区では
『やめて!戦争法 天白の会』は8月30日の夕方、7月18日に続く2回目の集会&デモを行いました。
開始時間の5時には、今までの集会ではお会いしたことのない方々が続々と植田公園に集まって来ました。前回280人のときとは熱気と公園の混雑具合が大きく違います。
集会は、「わが町合唱団」有志の皆さんの歌からスタート。リレートークでは22歳の青年と35歳の女性が、戦争する国は絶対反対、力を合わせて廃案に追い込もうとスピーチ。女性は
「こういう場で話すのは初めて」と緊張しながら、自分に出来ることをやってがんばりたいと話しました。また、中国の満州で戦争を体験した93歳の男性は「奇跡的に生き延びたが、死んでいった沢山の仲間の命を背負って生きている。戦争で苦しむのは民ばかり。絶対に戦争をしてはいかん」と訴えました。
そのあと平針駅まで1時間のデモを行いました。天白区ではこんな大規模な集会とデモは初めて。参加者400人の長~い隊列のデモ行進となりました。
豊橋では
戦争法案・廃案 全国100万人大行動に連帯しよう!
豊橋スタンディングの会と秘密保護法を廃止にする東三河の会が一緒になって、8.30全国100万人大行動に連帯し、集会とパレードを行いました。
政党の枠を超え、戦争法案を廃案にしようの一点で集まり、急な取り組みにも関わらず550人が参加しました。
早朝は、土砂降りの雨。これで集まるのか、心配でしたが、
集会を開催する11時半には小降りになり、会場となった豊橋駅南広場には、続々と人が集まりました。日頃見たことのないような人も多くいて、蒲郡からも参加者が集まってきました。秘密保護法を廃止にする会、スタンディングの会からあいさつがあった後、政党では、日本共産党、民主党、社民党が「戦争法案はみんなの力を合わせて廃案にしよう」「安倍政治を許さない」と発言。マスコミも大変注目し、多くの報道機関が取材に来ていました。
さらに世論と共同を広げ、平和を守る闘いを発展させていく決意を堅め合いました。
犬山では
ちょうど雨が上がる中、犬山駅東口で宣伝行動を行った後、8・30全国1000万人大行動に呼応した集会を午後2時から開催しました。情勢報告のあと、岐阜大学名誉教授の林進さんから「今の国会は大政翼賛会化している。憲法を守らなければ」と決意を述べられました。10名を超える方々から戦争法案反対の意見が出されました。そんなリレートークを母娘が立ち止まって、熱心に耳をかたむけている姿が印象的でした。
100名を超える参加で、午後3時頃終了しました
あま市では
午後5時半から名鉄甚目寺駅北口で、「戦争法案に反対するあま市民の集い・パレード」と銘打って行われました。
なお、5時からは「戦争法案に反対するあま市会議員有志の会」が、党派を超えて「戦争法案反対」の街頭宣伝を行いました。宣伝には、共産党と無所属の議員5人に加えて、民主党の衆院議員と県議会議員も参加しました。きけ川共産党市議は「戦争法案反対」の陳情を門前払いした与党派議員を批判。「『九条守れ』の声を大きくして戦争法案廃棄へともにがんばりましょう。」と訴えました。八島市議は、今回のことで自民党を離党したことを告白しました。
「市民の集い」では各分野の人によるリレートークです。
空襲の真っ最中に生まれたという業者代表は、戦争によって早くに家族と死別し、過酷な戦後に育ってきたことを訴えました。ある男性は、名古屋駅前でのシール投票のボードを示しながら「戦争法案反対が全て」と語りました。
参加者は「戦争法案廃案を求める」集会決議を、ボードやカードを高く掲げる意思表示で採択した後、甚目寺駅→あま市民病院→甚目寺観音→甚目寺駅を巡るパレードをしました。集会・パレードには、かつてないほどの150人が参加しました。
知多半島では
12カ所に、約300人が行動しました。初参加の人が多数いました。阿久比町では当日1日で署名活動で104筆集めました。
また、米軍との一体化は、戦争法案が成立すればさらに進みます。「基地を抱えていれば標的にもなる」と指摘しました。
豊田では
9月5日(土)、愛環新豊田駅前広場には「戦争はイヤダ! 戦争法案は廃案に!」の声が大きく響きました。市民有志の呼びかけに260名が集まり、集会とパレードを行いました。リレートークでは、保育園の元園長、子育中で看護師のママさん、真宗大谷派の僧侶など多彩な顔ぶれが発言。市会議員から反民主主義、憲法違反の法案ごり押しは法治国家といえなくなる道です。安倍内閣にさらに大きな世論で応えようと訴えがありました。
その後、豊田市駅と松坂屋を結ぶデッキでスタンディングするママさんグループとパレードする2グループとに分かれました。シュピレコールは新しいラップ調を取り入れたスタイルで、市民の注目も高いようです。従軍体験者の元校長89歳は、無理と言いながらパレードを最後まで歩きました。「わしは、この運動に命をかけておる、こんな世の中を絶対残したくない」と力強く語っていました。
実行委員会は、15日(火)に国会に行って、ストップ戦争法案の声を直接届けようと呼びかけました。廃案めざして、最後まで諦めないで闘いぬきましょう