原爆パネル展に5000人が来場 核兵器の非人道性と廃絶を訴える

愛知県原水爆被災者の会(愛友会)は、8月27日と28日、金山駅のコンコースにおいて、原爆パネル展を開催しました

「昔から戦争のことは祖母から聞いたり、学校で勉強したりしてきましたが、写真でみると涙がでるくらいひどいです。こんなことがおきないように願うばかりです。」「すさまじい写真を見る度に鳥肌がたち、想像を絶する悲惨さを肌で感じています。風化されないように伝えていかなければならないと心に深く刻みました」など、多くの感想が寄せられました。

親子やカップルで仲良く折り鶴をおる姿、原爆パネル、被爆者の描いた絵画をすべてじっくりみてまわる女性の姿が印象に残っています。

一方、「自分はここにいる資格があるだろうか、これほどの惨事の写真をみても、なお、核の必要性を感じている。平和は大切だが、抑止力としての保有の考えをすてきれない、自分は酷い人間なのだろうか」と自問自答して感想文を書かれた方がいます。私たちはこのように考える市民にも届く言葉で核兵器の非人道性と廃絶を訴えなければと痛感します。

今回で3回目の原爆パネル展、毎回5000名をこえる市民が訪れます。地域で、草の根で、被爆の実相を伝えていきましょう。

原爆パネル展示 8/27 金山

原爆パネル展示 8/27 金山