名護市長選 現地レポート 市民と対話、「やっぱり基地は反対」

自民党の相手陣営は、嘘とごまかし、辺野古隠しで選挙戦をやり過ごそうとしています。そして、マスコミをはじめとした5つの候補者討論会への参加を拒否しています。年末に菅官房長官、年明けに二階幹事長、15日には竹下総務会長が名護入りしています。前回選挙では、自主投票であった公明党が今回、推薦をだし、公明党の宣伝活動も行っている状況です。

これに対して、保守・革新を超えて「オール沖縄」でたたかいをすすめています。

愛知県平和委員会は、名護市にアパートを1か月借り、青年学生5人を含む50人がぞくぞくと参加。26日からは第7陣が名護入りしました。

現地からは、「市民との対話が面白い」との声が寄せられています。第2陣では、6人中4人が女性ということもあり、アナウンサーや街頭宣伝など、さわやかな声出しにフル回転しました。若い世代は、決めてない人が多いが、子育て施策に共感が広がることを実感しました。第3陣では、栄養ドリンクやシークワーサー、パパイアと差し入れが3件あり感動。対話のなかで、後援会加入10%、稲嶺さん支持20%(不支持5%)と反応は良いとのこと。第4陣では、学生と対話。「新基地建設賛否両論があり、どちらがいいのか悩む」とじっと考えた後、「やっぱり基地は反対」。なぜかと聞くと、一昨年うるま市で殺害された女性の友人とのこと。沖縄の厳しい実態を突きつけられる思いでした。

街頭では、28年間沖縄市で活動してきたという創価学会員が稲嶺ススムを応援しているところにも出会い勇気づけられたりしています。第7陣では、市街地の対話で「相手候補は来ているが、稲嶺さんはあまりないよ。」と対話で競り合いをしていることがよくわかります。一方で対話になると半分の人が後援会に入るなど政策の広がりに手ごたえを感じています。以上現地の活動速報でした。