顔に迷彩・物々しい隊員の列が市街地を歩く 陸上自衛隊レンジャー訓練

3/10 犬山市南部公民館

白川町でレンジャー訓練をしていた部隊が、6月25日3時から27日10時にかけて、白川町から八百津―御嵩―可児市―犬山市―小牧市―春日井市―守山区を通り守山駐屯地に帰ってくるとの通知を名古屋市議団から受け取りました。75㌔の距離を三日かけて歩く、レンジャー仕上げの訓練で以前には、顔に迷彩の塗装をして銃を構えて歩く物々しい姿の隊員の列が、通学の小学生の列とすれ違う写真が衝撃を与えました。

以前駐屯地に着く前に近くの公園で休憩しているのを見かけたので、9時頃行ってみると、12・3名の隊員と数人の指導教官の姿がありました。前も後ろもわからないほど真っ黒に顔を塗っている隊員は不気味です。「11時までトイレに行けないから今のうちに行っておけ」という声が聞こえてきましたが、トイレに行く隊員はいません。駐屯地に帰ったら真っ先に休みたいだろうに、まだ何かあるのかと思うとちょっと気の毒になりました。

9時30分頃公園を出て駐屯地に向かう隊員を見る市民は、いつもと違う様子に少し驚いた顔をしていましたが、自衛隊の訓練には慣れてしまっている様子でした。

命がけで戦争をしようとレンジャーに志願する隊員は、陸上自衛隊員の5%と元レンジャー隊員の井筒高雄さんは言っていましたが、訓練を終えた隊員は年々減っているように思えます。