ブルーインパルスの展示飛行を認めない署名3697筆提出
9月10日(火)午後1時から県庁で「3697名分のブルーインパルスの展示飛行の実施を認めない要請書」を矢野愛知県平和委員会事務局長、春日井平和委員会・西岡さん、小牧平和委員会・福本さんなど8名が参加し、愛知県に提出して懇談しました。出席者から小牧基地に対して要望が出されました。
○新婦人のSさん「子育て中のお母さんは毎日軍用機の騒音などで困っているのに、ブルーインパルスのアクロバットなんか到底認められない」○元自衛官のMさん「岐阜基地に勤務していた時、1週間前から来て市街地上空でアクロバット飛行訓練して市民からうるさいとの苦情も来ていた。今は熱田区で仕事しているが、C130輸送機の騒音がうるさくて困っている」
○春日井のAさん「2ヶ月に1回基地調査している。2機同時に近い離陸訓練など自衛隊機の訓練内容が変わって来て危険を感じる」
○春日井のYさん「地域住民の方も、『基地調査を継続してやっていただき心強い』との声も聞いている」
○その他の方々「雨の中空港周辺での署名活動で『頑張って下さい』と言われた」、「自衛隊機の部品落下事故など基地に申入れした内容を、記者発表だけでなく『県のホームページ』に掲載し、県民に知らせていただきたい」、「過去に11回も墜落事故を起こし、展示飛行と言葉は柔らかいが、アクロバット飛行であり、通常飛行より機体に負荷をかけた危険な飛行です」、「ブルーインパルスは浜松基地祭で墜落事故を起こした」など参加者全員が発言しました。
航空対策課課長補佐ほか2名が出席し、私たちの質問に「愛知県として『ブルーインパルスの展示飛行は地元の意向を尊重する』との基本姿勢は変わっていません。地元の市町の理解がない限り県として認められない」と回答しました。