知る権利を奪うな!監視社会を作るな! 特定秘密保護法案の阻止に燃える
10月27日、東別院ホールで「知る権利を奪うな!監視社会を作るな!10・27市民集会」が開かれ、約400人が参加しました。
開会あいさつは、愛知県弁護士会秘密保全法制対策本部の本部長代行の内河弁護士が憲法の理念に真っ向から違反する特定秘密保護法を成立させられてしまう状況の厳しさを強調され、なんとしても阻止しましょうと訴えらました。
講演前に矢崎弁護士が特定秘密保護法案の問題点を説明しました。2011年8月には報告書として現法案に近い報告書が出され、非常にこっそり秘密裏に準備していました。しかも、法案の概要が明らかになったのは9月3日です。これには国民が何も知らない間に成立させる意図を感じます。などなどの問題点を明快に説明しました。
第1部は毎日新聞記者の臺(だい)宏士さんが「スノーデン事件と秘密保全法」と題した基調講演しました。潜入取材が今後規制されかねない事態を心配し「国民の知るべき情報が秘密にされ、隠蔽されかねない」と訴えました。
第2部は臺記者に、名古屋大学教授の本秀紀さん、全国オンブズマン連絡会議事務局長の新海聡さんを加え、パネルディスカッションが行われました。それぞれの立場から特定秘密保護法案の問題点を告発しました。
全体として、法案阻止を決意し合える集会になりました