非核・平和を求める要請行動 ~平和首長にふさわしい対応を~

11月1日(金)、安保破棄実行委員会、原水協、非核の政府を求める会、平和委員会の4団体による要請行動を、午前に名古屋市、午後に愛知県に対して行いました。事前に文書回答を受けました。

 
名古屋市は、政令20都市最後に河村市長が平和首長会議に加盟したことを受け、それにふさわしい対応を求めましたが、「何ができるかはこれからの課題とする」との回答でした。
春日井市、小牧市、豊山町も求める小牧基地米軍利用反対、基地機能強化反対、ブルーインパルスアクロバット飛行反対については、「日米地位協定に基づき米軍利用を拒むことができない、自衛隊基地化への懸念に答えるため民間空港として開港した、ブルーインパルスは住民の理解が不可欠」と回答するなど従前の態度に留まりました。
小牧基地所属の軍用機による部品落下などの事故に対して、従来とは異なり、事故の程度に限らず小牧基地に対して文書による要請をし、文書による回答を求め、2市1町とも統一して行っていることが明らかにされました。

 
愛知県では、県民から寄贈された戦争資料を展示する施設について、常設展示できるように既存の施設を活用して行う方向の具体化がさらに進んでいることが明らかにされました。27年度に始めることができるよう26年度から予算化できればとの希望が述べられました。戦争資料については、収蔵資料展や各自治体への貸し出しによる活用に留まらず、市民や市民団体への貸し出しを要望しました。

11/1 愛知県庁

11/1 愛知県庁