ブルーインパルスの展示飛行の実施を認めない要請書

2013年12月17日

愛知県知事 大村 秀章  様

要請者代表 小牧平和県民集会実行委員会
尾張中部地区労働組合総連合議長  望月  敦
安保破棄愛知県実行委員会代表委員 榑松 佐一

今年もブルーインパルスを飛ばそうという動きがあります。これまでに、ブルーインパルスをはじめ自衛隊の航空機は幾度となく墜落事故を起こし、周辺住民に甚大な被害を出しています。
民家が密集している小牧基地で、展示飛行(アクロバット飛行)が行われ、事故が起きたら取り返しがつかなくなることは間違いありません。
航空自衛隊小牧基地において、2007年にF2支援戦闘機の墜落炎上事故、さらに、小牧基地所属の軍用機は2010年以降だけでも6件の事故が起きています。頻繁に事故を繰り返してきておりながら、自衛隊機の事故原因は、住民に全く明らかにされていません。
このことは、住民の命やくらしを守る姿勢が見られず、軍事を優先する自衛隊の態度を示すものであり、人命に関わる重大事故が起こる前に一刻も早く改めるべきです。
住民のいのち・くらしを脅かし、県営名古屋空港の安全性や安全な住民生活に甚大な影響を与えるブルーインパルスのアクロバット飛行は、私たち住民の命・くらしをまったく軽視し、不安をあおるもので、到底認めることはできません。
名古屋空港の管理者である愛知県に対し第2次分の署名を添えて、下記の事項を実施されるよう強く要請します。

1、 航空自衛隊小牧基地において、ブルーインパルス展示飛行の実施を認めないこと

要請者数 合計6,297名(第2次分2,600名、第1次分3,697名)