県営名古屋空港における米軍オスプレイの利用及び県内の上空を飛ばないよう求める要請書

2013年12月17日

愛知県知事 大村 秀章 様

愛知県平和委員会 理事長 高橋 信
名古屋市東区葵1-22-26民主会館4階

貴職におかれましては、日ごろより憲法と地方自治を大切にし、住民の平和といのち、くらしを守る行政の推進にご尽力いただいていることに心から感謝を申し上げます。
オスプレイは、試作段階から墜落を繰り返し、これまで36名の死亡が確認されていて、「未亡人製造機」とまで言われる欠陥機です。
2012年7月19日に全国知事会が、「安全性の確認ができていない現状では受け入れることができない」などとした政府に慎重な対応を求める緊急決議を全会一致で採択し、今年3月の本土の訓練に当たって政府要請を行っています。
さらに、全国市長会も2012年11月15日に「関係自治体に対して詳細に説明を行うとともに、その配備・飛行訓練等については、関係自治体の意向を十分尊重すべきである。」との重点提言(別紙資料参照)を決め、関係府省等へ提出しています。
米軍の「米環境レビュー」によると、オスプレイは日本全土6ルートでの低空・夜間飛行訓練を行うことが明らかになっており、沖縄だけでなく四国、和歌山で低空飛行や夜間飛行の訓練を行っており、滋賀県饗庭野演習場での日米共同訓練にも参加しています。さらに、群馬県相馬原訓練場での訓練参加も計画され「沖縄の負担軽減を口実に日本全国に拡大」しようとしています。
航空自衛隊小牧基地を抱える名古屋空港周辺には住宅密集地が近接しており、もし墜落事故などが起きれば最悪の事態となり、空港周辺の住民の不安を一層増大させるものであります。また、春日井市、小牧市、豊山町は「米軍機の利用などがないように」と、政府、防衛省に申入れています。
このような経過や実態を踏まえ、愛知県知事として「県民の生命と安全を守るという地方自治の精神」から、次のことを早急に実行されるよう強く要請し、1月20日(月)までに文書で回答をお願いします。

1、MV22オスプレイの県営名古屋空港の利用は認めないこと。

2、MV22オスプレイは愛知県内の上空を飛ばないよう関係機関に求めること。

3、上記2項目を、政府及び防衛省に申し入れて下さい。