名護市長選挙 稲嶺ススム現職市長が再選 ~新基地建設、憲法改悪に反対の意思示す~

「海にも陸にも新たな基地をつくらせない」「自然のために、未来の子のどものために」と訴える現職稲嶺進さんが、見事再選を果たしました。稲嶺さん再選は、新基地建設、基地強化・固定化、憲法改悪に反対の意思を示すものとなったし、金と権力にものをいわせ高圧的に進める安倍政権についても厳しい審判となりました。新基地建設反対の名護市民、沖縄県民の声を受け止め、沖縄県知事は、埋め立て承認を撤回し、辞職するべきです。 愛知県平和委員会は、米軍基地は沖縄にも日本のどこにもいらないとして支援活動にとりくみ、のべ12人を派遣し、約40万円の支援募金が寄せられました。以下最終盤支援に入った矢野事務局長からのレポートです。

最終版、名護市の統一連事務所でとりくんできました。

街頭演説 1/17 沖縄県名護市

街頭演説 1/17 沖縄県名護市

稲嶺選対は、主に統一連、共産党、社民党、勝手連の4つが共闘しており、賑やかしくまるでお祭りのようにとりくんでいました。 18日、「打ち上げ式」という街頭演説会は、千人を越える聴衆でふくれあがりました。条件付き基地受入をした故・岸本建男元市長の夫人が、応援演説し「保守革新を越えて、新基地NOの市長を作ろう」と訴えがあるなど、オール沖縄の声は、強固になっています。統一連事務所には、運動員が毎日100人以上集まり、朝昼晩と、まさに休み無く行動しました。個人 の限られた反応ですが、新基地建設はやはり反対が大きな世論となっており、とくに子育てママは、「新基地はいらないわ」との声がめだちました。 一方、金権汚職、反共謀略はひどく、一人あたり1万円の買収行為も報告され、またウソ偽りの謀略チラシも5種類以上確認されるなど激しい選挙戦となりました。結果は、このような汚い手口をはねのけるもので、沖縄と日本の闘いを発展させるものとなるでしょう。今後、基地建設手続への強行も予想されこれを許さない運動と、秋にも任期となる沖縄県知事選挙に全力でとりくみたいです。