地域からの報告 春日井平和展 「日章旗」にドキリ
22回春日井平和展が、7月22日から27日まで市役所「市民サロン」で開催された。今年は安倍内閣の集団的自衛権行使容認が、7月1日に閣議決定され、ちまたに戦争の不安がただよい330名余の市民が平和展に訪れた。
展示物も市民から、先の戦争のときに出征兵士が持っていった「日章旗」が偶然にも2枚も出され、戦争ノーの空気が一杯であった。平和委員会は集団的自衛権の問題を取り上げ、高校の先生は世界中の紛争(戦争)の世界地図を展示してそれぞれ平和の大切さを訴えた。
平和展定番の「原爆パネル」は、今年は春日井市の平和首長会議行事に協力して平和首長会議編纂のパネルを使用した。これは市の働きかけもあってメーテレの取材を受け、報道された。
平和展と同時に行われた新婦人の「被爆体験を聞く」。春日井教労の「裸足のげん」の紙芝居。平和委員会の「DVDで観る愛知の基地」のプレ企画三つは、それぞれ成功し、平和展を側面から支えることができた。
情勢に見合った平和展の開催に平和委員会の会員は全分野で意気高く奮闘した。