やんばるトークライブ ~安倍政権の基地強行は弱さの表れ~

講演する吉田氏 3/13 労働会館

講演する吉田氏 3/13 労働会館

安保破棄中央実行委員会が呼びかける「やんばる統一連沖縄キャラバン」が行われ、やんばる統一連吉田務代表が3月12日、13日名古屋市内各所で沖縄の実態を訴えました。

吉田代表は、新基地建設を強行する安倍政権の態度は、強さの表れでなく弱さの表れとして、昨年の名護市長選挙、統一地方選挙、沖縄県知事選挙でいずれも勝利してきたことに触れながら1995年少女暴行事件をきっかけとした1996年SACO合意以来、基地建設を狙う日米政府に真正面からたたかい続けてきた歴史をふり返りました。

そのうえで、今後のたたかいの展望として、
①仲井真前知事による「埋め立て承認」を検証する第3者委員会の結論が6月に報告される。承認に瑕疵があれば、承認取り消しとなる。
②基地建設を強行した場合(中谷防衛大臣は8月着工を明言)でも、本体工事にむけての手続きで、県の承認が必要となってくる。いずれの場合も安倍政権の思い通りにならない力を手にしている
と強調しました。

その上で、
①安倍暴走政治に審判をつけるためにも一斉地方選挙で新基地建設反対勢力を伸ばしてほしい
②選挙後とりわけ6月以降現地支援を人、物、カンパと協力してほしい
③全国各地・愛知で、沖縄の実態を知らせてほしい。
と強調しました。

各所での訴えは12日、年金者組合学習会20人、新婦人学習会84人、その後宣伝行動を行い朝日新聞で報道されました。
夕刻からは、300人集まる労働者決起集会で訴えをしました。
13日は、重税反対行動の各界懇談会で挨拶、県内各界代表者に実態を訴え、夕刻からはやんばるトークライブ95人の参加でした。

各講演会で沖縄支援募金を呼びかけ、その場で吉田代表に手渡されました。