原発ゼロ名古屋アクション あの原発事故は忘れてほしくない

県平和委員会の出店 3/12 もちの木広場

県平和委員会の出店 3/12 もちの木広場

あの日から五年―三月十二日、栄・もちの木広場に七〇〇人以上が参加して、「原発ゼロ名古屋アクション」が取り組まれました。

県平和委員会も出店したマルシェ(青空市)でにぎわう中で行われた集会では、民主、共産、社民各党の国会議員、予定候補者らが、「原発再稼働は許せない」とスピーチしました。福島・伊達市から愛知県に避難してきている岡本早苗さんのゲストスピーチは、ひときわ参加者の胸を打ちました。「たくさんの夢、希望、子どもの未来、全部壊れました」―岡本さんは今なお困難を抱えながら、「あの原発事故は忘れてほしくない」と、涙ながらに訴えます。

「三・一一を明日につなげるシンポジウム」では、福和伸夫名古屋大学大学院教授(地震工学)が「南海トラフ地震」について講演しました。

「自分の身は自分で守らなくては」と、危険を意識し、災害に備えることの大切さを説きました。

最後に話された「被災地のためにできることは、その教訓を活かすこと」の言葉を肝に銘じなければと思います。